「大阪浄青」のリンク 「大阪浄青」の会員の広場 「大阪浄青」の行事予定 「大阪浄青」の執行部・理事 「大阪浄青」のトップページ
令和6年度 大阪教区浄土宗青年会 令和6年度総会 令和7年度第1回研修会
2025年04月17日
令和6年度 大阪教区浄土宗青年会 令和6年度総会 令和7年度第1回研修会
 令和 7 年 4 月 16 日(水)大阪教区教務所に於きまして、大阪浄青令和 6年度総会ならびに令和 7年度、 第1回研修会が開催されました。
第 28 期は会長の神田眞照上人を中心に大阪浄青会員が協力をして様々な行事を進め「機縁」をテーマに1年間活動を行って参りました。
今年度は2年目となり、昨年蒔いた「縁」の種に色とりどりの花を咲かせられるような活動を継続して行っていきたいと思います。
神田眞照会長の挨拶の後は、第一河南組来称寺山本諦晋上人の議長のもと、令和6年度活動報告・決算報告・救援活動準備金報告並びに、令和7年度活動計画案・予算案が滞りなく審議・承認されました。
 第1回研修会では相阪組千日前法善寺神田眞英上人を講師にお迎えし、「善き友に導かれて」という講題でお話をしていただきました。

 4月13日にはここ大阪を会場に、大阪・関西万博が開幕しました。10月13日までの間、大阪市此花区の夢洲には約2820万人の来場が見込まれ、参加する国・地域は約160に上ります。国内パビリオンではAIやロボットの最先端技術を体験できるようです。
人間さながらのロボットの動きを見ていると近い将来、我々僧侶の役割もロボットに取って代わられるのではないかと不安になってしまいます。
研修会後の懇親会の席でもそういった話題で「善き友」と今後の僧侶のあり方や、取り組みについて語り合うことが出来ました。
私たちは檀信徒様をはじめ、様々な方と接し、お話する機会が多くあります。中には悩みを相談をされることもあるかもしれません。しかしよくよく考えてみると、自分の悩みを人に話す機会は多くないように思います。
青年会に所属して、一番良いところは「悩みの共有」ができるところ。青年の僧侶には、青年僧侶なりの悩みがあります。同じ様な境遇でしか分からない悩みも多いと感じます。
今後どのような形で人工知能が発展しても、データが少ない我々の悩みは、きっとAIでも簡単には解決することが出来ないのではないでしょうか。人の悩みも千差万別。AIでは手の届かない、一人一人に寄り添ったキメの細かい行動が、今後の我々に求められる「機縁」へとつながるのではないかと感じさせられる一日となりました。

 神田眞英上人の「善き友に導かれて」のお言葉を受け、多くの力強い仲間が集うこの大阪を中心に、今後も更に青年僧の絆を深いものにできればと思います。

〈堺組 大善寺 鈴木 佑太 記9〉

全国浄土宗青年会 第50回総合研修会
2025年03月09日
全国浄土宗青年会 第50回総合研修会
令和7年3月6日(木)大本山増上寺光摂院講堂において全国浄土宗青年会 第50回総合研修会が開催されました。
はじめに大殿で大本山増上寺小澤憲珠大僧正台下の御親修のもと開講式が開かれ、小澤台下より親しくも有難いご垂示を賜りました。
研修@では全日本仏教青年会第18代理事長・世界仏教徒青年連盟会長の村山博雅師から「菩薩道の実践と仏教徒共同体の構築〜仏教青年会活動の様々な可能性〜」というテーマで、社会と関わり、社会の一員となっている大乗仏教だからこその菩薩道についてご講義をいただきました。
研修Aでは開宗850年を記念し、大本山増上寺安国殿奉安の徳川家康公像を新たに制作された大佛師・松本明観師から「大佛師の心構え-徳川家康公像制作秘話-」と題し、この研修会だからこそ話していただける制作秘話をお話いただきました。その中で「私たちは絶対に失敗することはない。100発100中で仏像を彫り上げる」という言葉あり、そこに積み上げてきた研鑽に対する自信や大佛師としての矜持を感じさせられました。
研修Bでは過去1300年で2人目となる「大峯千日回峰行」の満行者の大阿闍梨・塩沼亮潤師より「人生生涯 小僧のこころ」と題し、ご講義いただきました。青年僧の未来や伝統継承の意義、さらには修験道を経てたどり着いた達観の境地と“苦”への向き合い方についてご講義いただきました。
このたびの総合研修会では今期の全国浄土宗青年会の活動テーマである「勧信求往-ともに信じ 共に歩む-」に相応しい研修会であったと感じました。この経験をもとに大阪浄青の皆様と互いに信を勧め合って、これからも浄青活動に励んでいきたいと思います。

泉南組 善性寺 三輪常教


令和六年度 大阪教区浄土宗青年会第三回研修会
2025年02月13日
令和六年度 大阪教区浄土宗青年会第三回研修会
 去る2月12日、大阪教務所にて第3回研修会が行われました。一般社団法人笑ってME代表の笑ってみ亭じゅげむ先生を講師に迎え「落語から学ぶ言葉の選び方、伝え方」というテーマで講義していただきました。最初に先生の前職が小学校の教師であり、子ども達が普段しているルッキズムなどの人をいじる笑いを見て、人が傷つく笑いではなく、人を傷つけない優しい笑いを広めたい。落語には相手をのけ者にしない、否定ではないトゲのない言葉の選び方を知ってほしい。そのことを伝える良い笑いの授業をされている。というお話をして頂きました。
 つぎに席の近い方とグループを組み、今日の朝から何をしたかを1人ずつ話し、「ええやん」と誰かが話し終わる度に皆で声をかけていく、何でもかんでもええやんグループトークを行いました。朝食にパンを食べました。など日常の行動の話をしているだけなのに何を話しても「ええやん」と褒められるので皆が笑顔になり場が和みました。
 その後、先生に落語の小噺、地口落ち、考え落ちなど色々な話を教えていただきました。そして「だくだく」「粗忽長屋」の演目を披露してくれました。途中で我々に落語の落ちを考えさせ、発表し、その後、落語の、そこつ者を大事にする、受け入れて笑いを起こす考え方を学びました。
 最後に日常のイライラしてしまったこと、返事に困った事、最近やらかした事でエピソードを募り、その話に対して周りが嫌な気持ちにならない言葉選び、否定ではなく、その場にあるものを生かし笑いに換え受け入れる。という教わった落語思考で落ちをグループごとに考え発表していきました。
 今回、研修会に参加させていただき学べた事は日常生活での会話やお檀家さんとの会話など様々な場面で生きてくる事ばかりで、落語思考での機転の利いたイイ言葉選びや、否定しない優しい言葉で伝える事の大切さ。そのほかにも沢山の事を学ばせていただきました。

相阪組 蒼龍寺 大橋 忠明 記


令和六年度 近畿地区浄土宗青年会研鑽会
2025年02月10日
令和六年度 近畿地区浄土宗青年会研鑽会
令和7年2月7日和歌山県御坊市天台宗道成寺にて令和6年度近畿地区浄土宗青年会研鑽会が行われました。会員27名が集まり、宝仏殿にて石橋理事長導師の下、国宝千手観音の御前でお勤めをさせていただきました。その中で去る12月31日にご遷化された兵庫教区堀川上人のご回向をさせていただきました。
院主様のごあいさつがあり、道成寺縁起にまつわる話、国内で有数の大きさを誇る銅鐸が出土したことからも弥生時代からこの地が信仰の場であったことをご説明いただきました。その後場所を移し絵巻物「安珍と清姫」の絵解きをしてくださいました。参拝者があるたび行うので、一日に何回もすることになるとおっしゃっていましたが、流れるように進んでいく安珍と清姫の物語にくぎ付けになりました。
本堂ではお顔が一面のみのご本尊様、重要文化財「一面千手観音」を拝ませていただき、33年に一度御開帳となる重要文化財「秘仏千手観音」のお話をいただきました。秘仏は秘められている時がお仕事中、御開帳でお休みになられると教えてくださいました。その後念仏堂にて我々にとっては一番なじみのある五劫思惟阿弥陀如来に参拝し解散となりました。一宗の本山を思わせる境内、伽藍の数々は見事であり、数々の貴重な仏像を拝ませていただく機会となりました。

生玉組 來迎寺 西島泰彦 記


令和7年度 全国浄土宗青年会 別時念仏会
2025年02月01日
令和7年度 全国浄土宗青年会 別時念仏会
令和7年1月29日(水)兵庫教区播磨西組正法寺さまにて全国浄土宗青年会別時念仏会が開催されました。この日の最高気温は9.9℃。とても寒い日でございましたが、約60名の浄青会員が参加しました。開式後、正法寺ご住職山本上人より正法寺の歴史についてのお話がありました。大本山百万遍知恩寺第32世聖傳上人によって開かれた正法寺は姫路城の東部にあり姫路藩主池田輝政公の供養塔や秘仏である法蔵菩薩思惟像(十夜会に開帳)のご説明をしてくださいました。また万延元年(1860年)に作られた百万遍大念珠があり、親玉だけでなく二天珠や主珠にも阿弥陀さまが彫られていました。その立派な大念珠を使い別時念仏会の途中に青年僧全員で百萬遍数珠繰りを行いました。京都教区浄土宗青年会会長小泉上人が双盤を打ち鳴らし独特なリズムでお称えするお念仏はとても心に残りました。
今回の別時念仏会は大衆に木魚はなかったのですが、維那の木魚に合わせてお念仏をお称えしたので、ゆったりと「南無阿弥陀仏」とお称えすることが出来ました。そして別時念仏会に彩りを添える百万遍数珠繰りもあり、お念仏に包まれた一日を過ごすことが出来ました。
最後に全国浄土宗青年会理事長杉山裕俊上人より閉会のご挨拶があり「兵庫県の正法寺さまで別時念仏会を開催できたのは、兵庫教区浄土宗青年会堀川上人のおかげである。」
また阪神大震災30年の節目で兵庫の地で集まり開催出来たことの感謝の言葉を述べられ別時念仏会は閉会となりました。

(北摂組 法林寺 藤田 善史 記)


大阪教区浄土宗青年会 浄土宗開宗850年慶讃事業「とわいらいと念仏会」
2024年12月22日
大阪教区浄土宗青年会 浄土宗開宗850年慶讃事業「とわいらいと念仏会」
去る令和6年12月14日(土)相阪組 西蓮院様に於いて、浄土宗開宗850年慶賛事業「とわいらいと念仏会」が開催されました。当日は午前中から雨が降り心配でしたが、午後から天候にも恵まれ、59名の方がお参り下さいました。第二河南組の安養寺様から頂戴した竹を、境内に竹灯籠として設置し、参拝された方々にカップローソクをお配りし、想いや、願い事を書いて頂き、本堂前にお供えして頂きました。
お念仏が始まると堂内を薄暗くし、阿弥陀様の前に供えられた紙灯篭の光と共に参拝者と浄青会員の声が響き渡っていました。お別時後参拝者の方と茶話会を開き、青年僧と交流の中、浄土宗や浄土宗青年会を知って頂く機会となり、このような慶賛事業ができたことを改めて良かったと感じました。
今回の行事で得た経験を踏まえて、850年前に浄土宗をお開き下さった法然上人のみ教えを教化できるよう共々に精進したいと思います。

第二河南組 長円寺 小澤善宏 

近畿地区浄土宗青年会 親睦交流会「はんなりモルック」
2024年12月22日
近畿地区浄土宗青年会 親睦交流会「はんなりモルック」
11月27日、京都・東寺ハウジングフィールド西京極に於いて、「はんなりモルック」(近畿地区浄土宗青年会親睦交流会)が開催されました。京都教区が担当で「モルック」を会員皆で楽しみました。モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なキイッカ(kyykkä)というゲームを元に1996年に開発されたスポーツです。長さ20cmほどの棒を12本のピン(1〜12番の番号が振られている)に向かって投げて倒し、倒した本数が点数(倒した本数が1本のみの場合は、倒したピンに書かれている数字が点数)となり、2チームで争い合計50点になれば勝ちというゲームでした。ゲームは京都教区の名司会者の進行で大いに盛り上がりました。ただ投げて倒すだけではなく、途中に救済措置(3回連続でピンにあたらなかった場合)があったり、お邪魔カードで相手チームを妨害できたり、とチーム内のみならずギャラリーも含め一体となってとても楽しむことが出来ました。
はじめは探り探り行っていたそれぞれのチームもゲームが進み、コツをつかむなど徐々にうまくなっていき、戦略や策略なども考えながらチーム内での会話も進み、より仲良くなることができたような気がします。
成績は・・・大阪教区の2チームは残念ながらともに予選敗退。決勝戦は奈良教区同士の対決となりました。
モルックで楽しんだ後は、場所を移し懇親会が行われ、こちらも盛会のうちに終わりました。
普段は会う機会の少ない他教区の青年会の会員とも触れ合うことができ、また新たな刺激も受けることができた良い機会となりました。
開催担当の京都教区の皆様方、ありがとうございました。

第二河南組 観音寺 八木祥吾

 

令和6年 全国浄土宗青年会 別時会
2024年11月28日
令和6年 全国浄土宗青年会 別時会
去る令和6年11月25日(月)長野県駒ヶ根市安楽寺様に於きまして全国浄土宗青年会 別時念仏会が開催されました。この安楽寺様は大本山清浄華院飯田実雄台下の御自坊であります。まず境内を参拝させていただきました。安楽寺様の縁起を拝聴しながら三門、鐘楼、経蔵、二尊堂(納骨堂)を見させて頂きました。着替え休憩の後、本堂に移動し飯田実雄台下より御垂示を賜りました。様々な事業を工夫なされ安楽寺で行ってきたそうであります。その事業をそのまま清浄華院で行われていると言うお話がありました。
お寺の規模は違えど、檀信徒教化、寺門興隆の為に行うことは変わらないという、これからを担う私達青年僧に向けて考えさせられるお話を頂戴しました。
安楽寺様の本堂には最大600名の方が入ったことがあるとおっしゃっておりました。とても立派な本堂でより多くの檀信徒様や参拝者がお参り出来るように作られたのだと思われます。長野の厳しい寒さに耐えられるように床暖房もついておりました、身体も心もポカポカしながら、ひとときの間ひたむきにお念仏をお称えさせて頂きました。杉山理事長のご挨拶にあったように同心同行の仲間たちと行う別時念仏は尊く有り難いものでありました。

大江組 大覚寺 小寺貴雄


令和6年度 大阪教区浄土宗青年会 研鑽会・救急の日托鉢
2024年09月10日
令和6年度 大阪教区浄土宗青年会 研鑽会・救急の日托鉢
令和6年9月9日、千日前法善寺さま門前にて救急の托鉢を行いました。
救援委員会のメンバーや浄青会員が多数集まり《¥170,677》の浄財をお預かりいたしました。ご協力してくださった皆様ありがとうございました。お預かりした浄財は今後の災害時の支援活動に役立てて参ります。


北摂組 法林寺 藤田善史

令和6年度 第20回全国浄土宗青年会全国大会
2024年09月02日
令和6年度 第20回全国浄土宗青年会全国大会
令和6年8月29日、夏の終わりを告げるかの様なスズムシの声が響く東北の地、山形県にあるメトロポリタン山形にて第20回全国浄土宗青年会全国大会が開催されました。
台風10号の交通への影響も心配された中での開催となりましたが全国各地から250名を超える青年会員が集いました。講義1として安達俊英先生、林田康順先生、コーディネーター 工藤量導先生の「青年僧の未来」というテーマでのディスカッション型のご講義がありました。法然上人の浄土宗開宗から現代に至るまでの様々な課題や青年僧の質問にお答えいただき青年会員を励ましていただきました。
講義2としてテレビプロデューサーのマッコイ斉藤先生による「寺院開放!アイデアが未来を変える」をテーマにご講義いただきました。誰にでも一行で分かる企画をだす「一行理論」や男気ジャンケンが生まれるまでの様々なご苦労等をユーモアたっぷりにご教授いただきました。
講義3として各教区の未来に向けて取り組んでいる事業の事例発表があり、これからの寺院運営のヒントをたくさん学ばせていただきました。その後てらこやフェスタにご出演の怪談家のぁみ先生、響先生の怪談話の実演があり、人を惹きつける話し方や間の取り方を実際に体験し勉強する事ができました。その後の懇親会では美味しい山形の名産をたくさん頂き全国から集まった、全国大会でしか中々顔を合わすことが出来ない各教区の会員と楽しく懇親を深めました。この全国大会でたくさんの学び、気付き、笑い、そして恐怖も体験することが出来ました。大阪浄青の会員の一人でも多くの方に是非参加していただきたい幕の内弁当の様な中身の詰まった大会となりました。

東摂組 生房寺 田中大樹

>>次の記事へ 
合計267 件  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27